「地域おこし協力隊」は”肩書き”でなく”制度”のこと

ここ最近になってからか、地域おこし協力隊で働いている人と会ったとき、「地域おこし協力隊」以外の肩書きが記された名刺を受け取ることが増えた気がする。そう、地域おこし協力隊は”肩書き”だと思われがちだけど、あくまで活用すべき”制度”でしかないわけだ。

とはいえ、地域おこし協力隊としての肩書きを名乗ったままに活動を続けている人、地域はまだまだ多い。その肩書きがゆえに、何をやっている人なのかがわかりにくく、外の人だけでなく、自分が活動する地域住民にすら理解されていないケースがあったりもする。

「移住コンシェルジュ」「ライター」「作家」「シェフ」と伝えられるかどうかは大きく、伝わってないために、なんでもかんでも地域のことをやってくれる”何でも屋”と勘違いされた話もたまに聞く。

制度を肩書きとして名乗り続けることは、より自分の存在を曖昧にしてしまう。それは「フリーランス」も少し似ているかもな、と自身の経験に重ねると余計に感じることで、「フリーランスです」と伝えても、何をする人/できる人なのかは中々わかりにくいものなのだ。

あと、そもそも「地域おこし協力隊」のネーミングに触れると、「地域おこします」とどストレートな宣言をしてる様子は、「童貞を捨てたいからセックスしたいです」と声高らかに口にしているような気恥ずかしさをぼくは感じてしまう。

それは、地域おこし協力隊に限らない話で、「まちづくり」「移住」も、それ自体を目的とし「まちづくりをしよう」「移住しよう」と唱え続けているうちは、よいまちづくりも、よい移住のかたちも生み出せないのではないか。とFacebookのタイムラインを眺めながら思ったので、すかさずメモメモ。